2018年から2019年へ
Closedfirst published: 2019/01/02last updated: 2019/01/15
年越しって、色々準備して身構えてワープするような感覚が独特。雑記ブログにも節目の投稿がないと違和感があるので一応書いておこう。2018年はフル平成最後の年で、クラのことして独立1年目(+2か月)だった。
割に合う仕事
初年度の目標は「割に合う仕事」をすること。これについては100点満点。受託制作のあては紹介を中心にかなり多かったので、どちらかというと作業に見合った制作料を取れるかを心配していた。
対策として緻密な料金設定を明示し、追加制作に対しては予算の追加を要望。「割に合う」というのはクライアントから見てもそうで、作った分だけ明確な制作料がかかるというのは予算申請しやすかったっぽい。
使えるお金も時間も増えた。年収に関しては会社員時代とそう変わらず、節税できた分上振れた。すべての時間が自由になため、独立後の方が10倍コスパ良い。通勤はやはり意味なかった。昭和のなごりなんだろう。
妻がカブトムシ見つけたら夏休み。10月以降は冬休み。週休7日の中に制作日を差し込む感じだったので、生活は一変したと言える。愛猫とも深夜の再会を待つことなく常に一緒にいられる。
仕事では基本的に会わない。今まで、こちらにとって都合の良いことはなかった。会わなくてもスムーズに事が運べば満足してもらえる。物理的に会えないWebサービスのつもりで働く。仕事を距離に依存させない。
新しい関係
相談できる同僚がゼロとなり、困り果てた末、自分たちでWebデザイナー・フロントエンドエンジニア専用の コミュニティ を立ち上げた。半年で139名(2019年12月31日時点)もの方に参加いただけて嬉しかった。
自分たちでSNSを作るのはしんどかったのでTwistというツールを採用。現在はあまり使用されていない。SNSとしてはTwitterの方が楽だし、内緒話で掘り下げる項目はかなり消化できたと思う。
重要なのはツールではなく、コミュニティをきっかけとして新しい関係が増えたこと。自分と同じような立ち位置で活動している人や、意外と近い場所に住んでいた人など、限定された環境でつながれたと思う。
技術の向上
毎日、何かしら実験的な制作を行っていて、夫婦の作業部屋はラボと呼ぶことにした(シュタゲの影響)。2018年はJAMStackを中心にJavaScriptをよく書いていたなと思う。
NuxtとGatsbyはよく触った。VuePressやGridsomeも。今まで作ったライブラリのサイトは新しいフレームワークで作り変えていってる。YakuHanJPまでは間に合わなかったものの、重要度は低いので追々で。
妻から「IEバスターを開発するんだ!Web制作者のみんなを救うんだ!」と冗談でずっと言われてて、それも作った。妻のイラスト力が最近すごいw
代謝が大事
2018年というか最近の傾向として「古いものを捨てると良いことが起きる」という流れがある。iPhone・iPad・Macなどの家電交換もそうだし、不要な家具を捨てて部屋のレイアウトを変えたことも影響が大きかった。
家にこもっている生活習慣を捨て、ポケモンGOで街をめぐるようになったのも健康的で良かった。近所ですら発見が多く、知らない場所がなくなると気持ちがいい。
ジンクス的なものなので具体的な証明はできないけど、心のゆとり・ストレスの改善で起きることも変化していると思われる。
2019年どうするか
生活が安定して時間もできたら次に何をするかという2年目に突入。やはり、好きなことが利益になる方が良い。受託制作もクリエイティブなので好きではあるけど、すべてをコントロールできるわけではないし。
受託制作の単価を考えると、2人での年商はフル稼働しても1500万がいいところじゃないだろうか。時間を消費して税金も増える。何が残るのだろう。僕らはそんなに働きたくないので2018年より抑えたい。
時間の切り売りではなく、本当の意味でクリエイティブを利益に変えていきたい。未知の領域を模索していこう。2人で絵を描いたりゲームしながら生活していけたらベストだなと考えている。